日国友の会

つくりそめる【作初・造初】

読者カード 項目 2026年09月06日 公開

2025年01月15日 古書人さん投稿

用例:年の始めの壽き元三の禮式より造りそめ五節其外祝儀贈物にもるゝ事なし
『扇之記』 1793年 西村蒼龍(義忠)
語釈:〔マ下一〕[文]つくりそ・む〔マ下二〕つくり始める。

コメント:取り敢えず

編集部:「つくりぞめ」という名詞の例としてご紹介いただきましたが、ここでは、正月の元三の儀式から(扇を)作り始めて、後の五節や祝儀などにそなえる、といった文脈になるので、これは名詞ではなく動詞の連用形と考えられます。第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:扇之記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1793年

著者・作者:西村蒼龍(義忠)

掲載ページなど:242ページ4行目(「随筆文學選集」(第十一巻)、1927)

発行元:書齋社