日国友の会

こしば【小柴】

読者カード 用例 2026年09月05日 公開

2025年01月12日 古書人さん投稿

用例:武藏國にて。左加木とも。山左加木ともよぶ一種は下品なり。俗に比左加木とも。比佐々木ともよぶ。西國にては小柴といふよし。
『三樹考』 1826年 東都 源 與淸
語釈:〔名〕(3)植物「ひさかき(柃)」の異名。

コメント:解釈3に和文例がないので

編集部:第2版では、『大和本草』(1709)の例が添えられています。ちなみに、「ひさかき」の語釈は「(「ひめさかき」の変化した語)ツバキ科の常緑低木または小高木。本州、四国、九州、沖縄のやや乾いた山地に生える。高さ約三メートル。葉は短柄をもち二列に互生し長さ約三~八センチメートルの楕円形で縁に細鋸歯(きょし)がある。雌雄異株、時に両性花をつける株がある。早春、葉腋に紫白色で鐘形の小さな五弁花が下向きに咲く。果実は球形で紫黒色に熟す。枝・葉をサカキの代用として神前に供える。材は器具、薪炭用。灰汁(あく)は媒染料。漢名、柃。いちさかき。ひさぎ。学名はEurya japonica 《季・春》」となっています。

著書・作品名:三樹考

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1826年

著者・作者:東都 源 與淸

掲載ページなど:220ページ後ろから5行目(「随筆文學選集」(第十一巻)、1927)

発行元:書齋社