日国友の会

ひきわたす【引渡】

読者カード 用例 2026年09月02日 公開

2025年01月07日 古書人さん投稿

用例:武士の腹切故實には十文字に切し事なるを與一はわざと一文字に切しは其物好にての事なり常の習ひにはあらずと見ゆ是は只腹を横に引わたしたるまでにてある也
『腹切考』 1808年 山岡俊明著、本多忠憲補記
語釈:一方から他方へ引き抜く。

コメント:5つの解釈のどれにも該当するものがないようなので

編集部:切腹の作法なので、少し特殊かもしれせん。動作としては一旦指した刀を一文字に引いて渡す(真横に引いて切る)、というほどの意味のようです。

著書・作品名:腹切考

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1808年

著者・作者:山岡俊明著、本多忠憲補記

掲載ページなど:163ページ4行目(「随筆文學選集」(第十一巻)、1927)

発行元:書齋社