日国友の会

なにわうめ【難波梅】

読者カード 項目 2026年09月01日 公開

2025年01月04日 古書人さん投稿

用例:御食過て 御能あり 五番 脇に難波梅(大つゝみ岩崎 小 屋形様)三に竹雪 中納言様 シテ 雪こそくるれ谷のみちとうたふ所にてあられふるなり〔文禄三年十二月朔日〕
『宗湛日記』 1594年 神屋宗湛
語釈:謡曲「難波」の古称。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、謡曲「難波」の語釈は「謡曲。脇能物。各流。世阿彌作。朝臣が新年に三熊野からの帰途難波の里を訪れると、若い男を連れた老人が現われて梅をさして、これが古今集の歌に「難波の梅」とよまれた名木であると語り、自分はその歌をよんだ王仁(おうにん)で若い男は梅の精だと言って消える。その夜の夢の中に王仁と木華開耶姫(このはなさくやひめ)が現われ、舞楽を奏し聖代を祝福する」となっています。

著書・作品名:宗湛日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1594年

著者・作者:神屋宗湛

掲載ページなど:135ページ7行目〔『随筆文学選集 第11』、1927〕

発行元:書齋社