日国友の会

そせき【楚石】

読者カード 項目 2026年09月01日 公開

2025年01月04日 古書人さん投稿

用例:廣座敷かべに楚石の文字懸て 板ふろに釜丸古やき茶椀に道具仕入て棗袋に入 水指せと めんつう 引切〔文禄三年四月二日晩〕
『宗湛日記』 1592年 神屋宗湛
語釈:中国,元末・明初の禅者。姓は朱氏,字は曇陽,のち楚石,号は西斎老人。浙江省象山の人。径山の虚谷希陵,天童山の雲外雲岫(うんしゆう),浄慈寺の晦機元煕(かいきげんき)などに歴参し,さらに径山の元叟行端(げんそうこうたん)に参じてその法を継ぐ。臨済宗大慧宋杲(そうこう)下6世の法孫である。勅して仏日普照慧弁禅師を賜う。明初の文雄宋濂(そうれん)と親交があった。著書に《北遊集》《鳳山集》《西斎集》等がある。門人の祖光達は《楚石梵琦語録》20巻を編んだ。〔平凡社『世界大百科事典』@JapanKnowledge"楚石梵琦"〕

コメント:近世の事例がないので

編集部:「礎石」の例としてご紹介いただきましたが、原典は「楚石」となっているので、これは人名ということになります。第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:宗湛日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1592年

著者・作者:神屋宗湛

掲載ページなど:133ページ後ろから7行目(「随筆文學選集」(第十一巻)、1927)

発行元:書齋社