日国友の会

まちわり【町割】

読者カード 用例 2026年08月31日 公開

2024年12月29日 古書人さん投稿

用例:一同十一日より博多町のさし圖を書付られて十二日よりの町わりなり〔天正十五年六月〕
『宗湛日記』 1587年 神屋宗湛
語釈:〔名〕(1)町を設けるために空地を仕切ること。都市計画で土地を区切ること。町の地割。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:2の語釈は「分担などをきめるために町を区分すること。町のわりふり。」となっていますが、ご紹介いただいた用例は、秀吉が九州平定直後に、焼け野原となった博多の街の復興計画を指図した文脈ですから、1の例ということになります。第2版では、『慶長見聞集』(1614)の例が早いのですが、さらに、27年さかのぼります。

著書・作品名:宗湛日記

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1587年

著者・作者:神屋宗湛

掲載ページなど:78ページ後ろから1行目(「随筆文學選集」(第十一巻)、1927)

発行元:書齋社