日国友の会

しんけいか【唇形科】

読者カード 用例 2026年01月25日 公開

2024年12月21日 ubiAさん投稿

用例:にきょうゆうずい(二强雄蕊)(didynamic stamen)ウツボグサ、ヒメジソなどのように、唇形科の4本の雄しべの中、2本はとくに長い場合をいう。
『生物用語辭典』 1952年 湯淺 明
語釈:〔名〕「しそか(紫蘇科)」の異名。

コメント:第二版に載っている辞書類からの用例(1884)よりも新しいですが、文例がないので。

編集部:第2版では、岩川友太郎『生物学語彙』(1884)の例が添えられています。ちなみに、「紫蘇科」の語釈は「双子葉植物の科名。約二二四属五六〇〇種あり、汎世界的に生育するが分布の中心は地中海沿岸地域。多くは草本。茎の横断面は四角く托葉のない葉をつける。花は両性または雌雄異株。左右相称、五数性。通常、五裂片の萼(がく)、五裂する花冠、雄しべは四。子房上位で二室であるが、花の構造は変化に富む。果実は四個の痩果が一塊りとなるか堅果様または石果。この仲間の花の構造は虫媒花としてしばしば研究され、子房は蜜腺を持つ花托に着き、また、二個の舌状花冠片と雄しべは昆虫を引き寄せ、さらにとまって蜜を採集しやすい役目をするという。訪花昆虫としてはミツバチやチョウの仲間、また鳥類のハチドリが有名。おどりこそう科。くちびるばな科。しんけい科。はっか科。学名はLabiatae またはLamiaceae」となっています。

著書・作品名:生物用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1952年

著者・作者:湯淺 明

掲載ページなど:44ページ左4行目〔アテネ文庫201、昭和二七年一一月一〇日 初版發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂