日国友の会

だっこん【奪魂】

読者カード 語釈 2026年08月19日 公開

2024年12月08日 古書人さん投稿

用例:かかる目出度御悦びのみ伝へ給ひしかども、死生命あり、奪魂(ダッコン)の使亦いかんともすることなし。〔一・貞純親王化白龍〕
『前太平記圖繪』 1803年 秋里籬嶋
語釈:魂をうばうこと。人間の肉体から命の源である魂を抜き去ること。「奪魂の使い」

コメント:遡ります。解釈にギリシア語、英語の訳語と書かれていますが。

編集部:第2版では、エクスタシーの訳語という説明になっていますが、それとは別に、古来、「奪魂の使い=死神、鬼」などの意味で、独自の漢語として用いられていたということになりますね。あらたに、ブランチを設けるべきでしょう。

著書・作品名:前太平記圖繪

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1803年

著者・作者:秋里籬嶋

掲載ページなど:14ページ5行目(「日本歴史圖繪 第六輯」、1920)

発行元:國民圖書