日国友の会

ぜんがんびょうへん【前癌病変】

読者カード 項目 2026年01月10日 公開

2024年12月06日 ubiAさん投稿

用例:ポリープとは、上皮細胞が隆起状に異常増殖したもので、良性だが、一種の前がん病変である。
『あつまる細胞―体づくりの謎』 2023年 竹市雅俊
語釈:〔名〕「ぜんがんじょうたい(前癌状態)」に同じ。

コメント:項目が載っていないようなので。デジタル大辞泉「前癌病変」は、「⇒前癌状態」となっており、「前癌状態」の語釈には、「高頻度に癌になりやすいと考えられている病変。肝臓癌に対する肝硬変、皮膚癌に対する色素性乾皮症など。前癌病変。」とあります。古くはない例ですが、とりあえず。

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに「前癌状態」の語釈は「癌になる一歩手前の状態を一般にいう。ただし、この意味は漠然としていて、癌が比較的多く合併する疾患、たとえば肝硬変や大腸ポリポージスなどをさすこともあり、時には早期癌をさすこともある。前者は癌とは別疾患であり、将来癌の発生する可能性が強いというに過ぎないが、後者はすでに明らかな癌である。前癌」となっています。

著書・作品名:あつまる細胞―体づくりの謎

媒体形式:単行本

刊行年(月日):2023年

著者・作者:竹市雅俊

掲載ページなど:103ページ14行目〔岩波科学ライブラリー316、2023年1月17日 第1刷発行〕

発行元:岩波書店