日国友の会

りゅうぜつらん【龍舌蘭】

読者カード 用例 2025年02月11日 公開

2024年12月03日 尽波満洲男さん投稿

用例:ありあり目に浮んだのは、雨に濡れ色の龍舌蘭の一と鉢である。
『龍舌蘭』 1905年6月 寺田寅彦
語釈:〔名〕(2)アガベ属のうちの一種で多年草。メキシコ原産で、江戸時代に渡来し、観賞用に栽培される。葉は根生し、狭披針形で厚く、長さ一~二メートル、縁は黄白色でかたいとげを列生。夏、花茎を高くのばし、淡黄色の筒状花を円錐状につける。花はごくまれに咲き、一度結実すると株は枯れる。葉の繊維で織物をつくり、また葉のしぼり汁でテキーラを醸造する。りゅうぜつそう。まんねんらん。センチュリープラント。アガベ。学名はAgave americana 《季・夏》

コメント:遡ります。

編集部:第2版では、松村任三『日本植物名彙』(1884)の例が早いのですが、文例としては、大佛次郎『帰郷』(1948)よりも、43年さかのぼります。

著書・作品名:龍舌蘭

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1905年6月

著者・作者:寺田寅彦

掲載ページなど:37ページ下段後ろから8行目〔『ホトトギス8(9)』、1905.06〕

発行元:ホトトギス社