エフワン【F1】
読者カード 項目 2026年01月10日 公開
| 用例: | たんせいざっしゅ(單性雜種)〈略〉優性と劣性の1對の形質を考えた交雜で、そのF1には優性の形質があらわれることを優性の法則といい、その自家受精でF2には優性の形質をもつもの3に對して、劣性の形質をもつもの1の割合に出てくる。このことを分離の法則という。 |
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| 『生物用語辭典』 1952年 湯淺 明 | |
| 語釈: | 〔名〕「ざっしゅいちだい(雑種第一代)」に同じ。 |
コメント:第二版には項目が載っておらず、投稿例(1919)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。デジタル大辞泉では「F1(エフワン)」は「《first filial》⇒一代雑種」となっています。第二版の「一代雑種」は、「遺伝的組成の異なる二個体の交配によって生じる個体で、有性生殖能力がないもの。」となっているので、ここでは「「雑種第一代」に同じ。」としました。第二版の「一代雑種」の語釈は「一代(限りの)雑種」、「雑種第一代」の語釈は「一代(目の)雑種」の意で意味が異なっているように思います。用例中の「F1」「F2」の数字は下付き文字となっています。
編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「雑種第一代」の語釈は「交雑によってできた第一代目の子。植物では交雑によって生じた種子およびそれの育った植物をさす。一般にFの記号で示す。F1 以後の自家受精によってできる子孫を順次雑種第二代(F2 )、第三代(F3)…という。一代雑種」となっています。
著書・作品名:生物用語辭典
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1952年
著者・作者:湯淺 明
掲載ページなど:39ページ左下から4行目〔アテネ文庫201、昭和二七年一一月一〇日 初版發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)
発行元:弘文堂
