日国友の会

ふちをしおでうめる【淵を塩で埋める】

読者カード 項目 2026年08月10日 公開

2024年11月20日 古書人さん投稿

用例:萬心にまかせぬうき世のかなしさ思ふ折ふし、ふと手にあたりしほどに跡先も存ぜず懐へ入かへりし事ながら、淵(フチ)を鹽(シホ)で埋(ウ)めるに異ならず、〔二・職人〕
『渡世傳授車』 1737年 都塵舎
語釈:「しお(塩)にて淵(ふち)を埋(うず)む如(ごと)し」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、この語形では立項されませんでした。ちなみに、「塩にて淵を埋む如し」の語釈は「塩で深い水たまりを埋めるようなものである。やっても効果がないこと、とうていできないこと、また、たまることのないことのたとえ」となっています。

著書・作品名:渡世傳授車

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1737年

著者・作者:都塵舎

掲載ページなど:228ページ4行目(「通俗經濟文庫 巻二」、1916)

発行元:日本經濟叢書刊行會