日国友の会

たれそれ【誰某】

読者カード 用例 2026年08月05日 公開

2024年11月13日 古書人さん投稿

用例:居ながら安き物が買れるやうになり、得意先にては誰某(タレソレ)の方は買廻しが安きゆゑ、
『質素儉約現銀大安賣』 1842年 大和屋圭蔵
語釈:〔代名〕(後世「だれそれ」とも)「たれがし(誰某)」に同じ。

コメント:「たれそれ」の確例です

編集部:「たれそれ」の確例としては、尾崎紅葉『多情多恨』(1896)よりも、54年さかのぼります。ちなみに、「たれがし」の語釈は「不定称。その人と名をあげないで人をさしたり、名がわからないまま特定のその人とさし示したりする語。たれそれ。たれぼう。何某」となっています。

著書・作品名:質素儉約現銀大安賣

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1842年

著者・作者:大和屋圭蔵

掲載ページなど:157ページ後ろから4行目(「通俗經濟文庫 巻二」、1916)

発行元:日本經濟叢書刊行會