さておき【扨置】
読者カード 用例 2026年06月22日 公開
| 用例: | 若き者あざけり申けるは、風の三郎どのは扨置き、まづかみなり門と云からは、火事におふこそじせつなれ、せめてつげはありそふなものじやと、〔一・五〕 |
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| 『枝珊瑚珠』 1690年 鹿野武左衛門 | |
| 語釈: | 一つの事態を目下の関心の外に置くこと。→さて置く。(1)(名詞的に用いる)ある事を当面の問題外とすること。 |
コメント:解釈2の事例で遡ります
編集部:ご紹介いただいた例は、「風の三郎どのは扨置き」と名詞的に用いられているので、1の例ということになります。第2版では、仮名垣魯文『西洋道中膝栗毛』(1870-76)の例が添えられていますが、186年さかのぼることになります。
著書・作品名:枝珊瑚珠
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1690年
著者・作者:鹿野武左衛門
掲載ページなど:233ページ下段3行目(「近世文藝叢書 笑話」(第六)、1911)
発行元:國書刊行會
