日国友の会

のりめぐる【乗巡】

読者カード 用例 2026年06月22日 公開

2024年08月26日 古書人さん投稿

用例:かゝるおりから火事を見とゞけてこそと、馬にむち打て四方をのりめぐり、やけたるあらましかきつけんといわれけれど、おりふしなれば筆硯もなし、〔一・四〕
『枝珊瑚珠』 1690年 鹿野武左衛門
語釈:〔自ラ四〕「のりまわる(乗回)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:文例としては、洒落本『六丁一里』(1782)の例よりも、92年さかのぼります。ちなみに、「乗り回る」の語釈は「馬や乗物に乗ってあちらこちら回る。のりめぐる」となっています。

著書・作品名:枝珊瑚珠

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1690年

著者・作者:鹿野武左衛門

掲載ページなど:233ページ上段後ろから6行目(「近世文藝叢書 笑話」(第六)、1911)

発行元:國書刊行會