日国友の会

かだゆうぶし【嘉太夫節】

読者カード 用例 2026年06月22日 公開

2024年08月25日 古書人さん投稿

用例:當時嘉太夫曲(ぶし)節角大夫ぶしなどとて、洛中に専浄瑠璃はやりけり、〔下・六〕
『囃物語』 1680年 安楽庵策伝
語釈:〔名〕「うじかだゆうぶし(宇治嘉太夫節)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、浮世草子『好色一代女』(1686)の例が早いのですが、さらに、6年さかのぼります。ちなみに、「宇治嘉太夫節」の語釈は「古浄瑠璃の一派。延宝(一六七三~八一)の頃、宇治加賀掾嘉太夫が始めた浄瑠璃節。謡曲、狂言小歌、平曲などをとり入れ、優美な節配りと柔らかな語り出しで京都で人気があった。嘉太夫節。加賀節」となっています。

著書・作品名:囃物語

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1680年

著者・作者:安楽庵策伝

掲載ページなど:225ページ上段後ろから9行目(「近世文藝叢書 笑話」(第六)、1911)

発行元:國書刊行會