日国友の会

すいとる【吸取】

読者カード 用例 2026年06月21日 公開

2024年08月24日 古書人さん投稿

用例:汗水になりてそろそろ歸り宿へ行着て、やら嬉しや米を一俵吸とりしと、獨笑してよくよくみれば、薦を被たる乞食の死骸にて有し、〔下・一〕
『囃物語』 1680年 安楽庵策伝
語釈:〔他ラ五(四)〕(3)他の利益、金銭を自分のものとして取り上げる。

コメント:解釈2の事例で遡ります

編集部:これは、「かすめとる」という意味なので3の例になります。第2版では、浄瑠璃『唐船噺今国性爺』(1722)の例が早いのですが、42年さかのぼります。

著書・作品名:囃物語

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1680年

著者・作者:安楽庵策伝

掲載ページなど:219ページ下段後ろから6行目(「近世文藝叢書 笑話」(第六)、1911)

発行元:國書刊行會