日国友の会

あぶらひかず【油不引】

読者カード 用例 2026年06月21日 公開

2024年08月22日 古書人さん投稿

用例:手剉(きざみ)とはいかやうな義理ぞと問へば、油ひかずといふことなり、總じて女は髪にあぶらをつけて嗜侍れど、あれはかしらをまるめ侍る故、油を用ひず、〔中・五〕
『囃物語』 1680年 安楽庵策伝
語釈:〔名〕(1)上等の刻みタバコ。下等のタバコには、刻みやすいように包丁や葉の面に引いた油の臭気が残っているが、上等のものにはそれがないところからいう。←→油引きタバコ。

コメント:解釈1の事例で遡ります

編集部:第2版では、浮世草子『御前義経記』(1700)の例が早いのですが、さらに、20年さかのぼります。

著書・作品名:囃物語

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1680年

著者・作者:安楽庵策伝

掲載ページなど:213ページ上段8行目(「近世文藝叢書 笑話」(第六)、1911)

発行元:國書刊行會