日国友の会

いんもつ【音物】

読者カード 用例 2026年06月16日 公開

2024年08月11日 古書人さん投稿

用例:さてはのぞみあるにこそごさんなれとて、あまたの御いんもつをつかはさるゝ、其のちまたこのゑ殿ゆきて見給へば、〔中・第十一〕
『一休關東咄』 1672年 巌津喜兵衛
語釈:〔名〕「いんぶつ(音物)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、狂歌『家つと』(1729)の例が早いのですが、さらに、57年さかのぼります。ちなみに、「いんぶつ(音物)」の語釈は「(「いん」は「音」の漢音)好意を表わすためのおくりもの。また、目上の者が賞与として授ける品物。賄賂(わいろ)にもいう。進物。音信(いんしん)。いんもつ」となっています。

著書・作品名:一休關東咄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1672年

著者・作者:巌津喜兵衛

掲載ページなど:149ページ下段2行目(「近世文藝叢書 笑話」(第六)、1911)

発行元:國書刊行會