日国友の会

ほそぼそ【細細】

読者カード 語釈 2026年06月15日 公開

2024年08月07日 古書人さん投稿

用例:一休おどろき立出給へば、彼女いかにもほそぼそとしたる聲にて、さきには是非と仰せられけれ共、夫の心うかゞはしくてふりきり立歸りし、〔下-六〕
『一休咄』 1668年 著者不詳
語釈:〔副〕(「と」を伴って用いることもある)(2)物がかろうじてつながっているさま、また、かろうじてその状態が続いているさまを表わす語。

コメント:取り敢えず

編集部:この場合は、声が細々と消え入りそうな様子で、かろうじて出ているといった意味合いなので、2の意味にあてはまりますが、声と暮らしなど、場合分けした方がより分かりやすいかもしれませんね。第2版では、泉鏡花『琵琶伝』(1896)の例が早いのですが、さらに、228年さかのぼります。

著書・作品名:一休咄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1668年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:123ページ上段後ろから7行目(「近世文藝叢書 笑話」(第六)、1911)

発行元:國書刊行會