日国友の会

よど【淀】

読者カード 語釈 2026年06月12日 公開

2024年08月05日 古書人さん投稿

用例:一休堺へ御下りの時、淀の河瀬舟に乗たまひけるに、そのふねの乗あひに山伏有けるが、〔中・一〕
『一休咄』 1668年 著者不詳
語釈:「よどがわ(淀川)(一)」の略。

コメント:淀川の略の事例で遡ります

編集部:2019年2月18日付けで、『東京日日新聞』(1890.11.26)の例をご紹介いただいていますが、さらに、222年さかのぼります。ちなみに、「淀川(一)」の語釈は「近畿地方の中央部を流れる川。琵琶湖を水源とする瀬田川に始まる宇治川に、桂川・木津川が合流する地点から下流を呼ぶ。大阪平野を南西流し、デルタ地帯を形成して大阪湾に注ぐ。古代から水運に利用され、工業用水・上水道用水など経済的価値が高い。治水事業の歴史も古く仁徳天皇の頃から行なわれ、明治の大洪水の後、毛馬閘門(こうもん)を築造、放水路として新淀川が開削された。全長七五キロメートル。淀の川」となっています。

著書・作品名:一休咄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1668年

著者・作者:著者不詳

掲載ページなど:100ページ上段本文1行目(「近世文藝叢書 笑話」(第六)、1911)

発行元:國書刊行會