日国友の会

せんきんないたくさん【千金内托散】

読者カード 項目 2026年06月11日 公開

2024年08月02日 古書人さん投稿

用例:其方の病をそのまゝなほす千金内托散がある、それが用ならばうらふといふ、〔三〕
『私可多咄』 1671年 中川喜雲
語釈:〔名〕漢方の処方の一。『医道重宝記』に、「癰疽{ようそ}或は瘡癤{ねぶと}の類いまだ口開ざる者又は已に膿潰たる者皆よくこれを治す。人参・黄耆・当帰 〈各二匁〉、川芎・防風・桔梗・厚朴・白芷・肉桂 〈各一匁〉、甘草 〈五分〉、右十三味煎ず。或は酒を加て煎じ又は粉薬にして酒にて用ゆ。…癰疽潰へ広りふかく腐るものには用ることなかれ」とあるように、癰の潰瘍期に用いる代表的な処方で、十味敗毒湯を用いる。蓄膿症・慢性中耳炎にも効能がある。〔『角川古語大辞典』@JapanKnowledge〕

コメント:取り敢えず

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:私可多咄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1671年

著者・作者:中川喜雲

掲載ページなど:66ページ下段後ろから7行目(「近世文藝叢書 笑話」(第六)、1911)

発行元:國書刊行會