日国友の会

きかん【帰還(饋還)】

読者カード 用例 2025年09月02日 公開

2024年06月19日 ubiAさん投稿

用例:自動調節装置では、結果が原因にはねかえり、原因と結果が、一つの閉じた因果関係の輪をつくっている。フィードバック(饋還)と呼ばれるしくみがこれであり、閉じた輪をフィードバック・ループと呼んでいる。
『生命の探求 現代生物学入門』 1966年 柴谷篤弘
語釈:〔名〕(2)「フィードバック」に同じ。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1947)よりも新しいですが、「フィードバック 1」にある「電気回路」の例ではなく、デジタル大辞泉「フィードバック 1」にある「生体では代謝・内分泌の自己調節機能など」の例がないので。デジタル大辞泉「帰還2」には、「(「饋還」とも書く)「フィードバック」に同じ。」とあります。岩波国語辞典には第3版から「饋還」の表記が載っているようです。

編集部:2007年1月19日付けで、末広鉄男さんに、寺沢春潮『電蓄ラジオの設計と製作』(1947)から電気回路の例をご紹介いただいています。ちなみに、「フィードバック(1)」の語釈は、「電気回路で出力したものの一部を入力の側にもどすこと。帰還」となっていますね。

著書・作品名:生命の探求 現代生物学入門

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1966年

著者・作者:柴谷篤弘

掲載ページなど:13ページ本文1行目〔中公新書 116、昭和41年10月25日発行〕

発行元:中央公論社