日国友の会

よしのみこもりじんじゃ【吉野水分神社】

読者カード 項目 2026年05月27日 公開

2024年04月05日 古書人さん投稿

用例:然ども神名帳に吉野水分(ミコモリ)神社とあり文字によらば別宮か一往爰にあらはすかさねてあきらかにせらるべし〔十一・御子守神〕
『和州旧跡幽考』 1681年 林 宗甫撰
語釈:「よしのみくまりじんじゃ(吉野水分神社)」の異称。奈良県吉野郡吉野町吉野山に鎮座。天水分命(あまのみくまりのみこと)ほか六神を祀(まつ)る。7世紀末以来、朝廷から祈雨(きう)の奉幣を受けた記録がある。『延喜式(えんぎしき)』には祈雨神八五座の一に列し、名神(みょうじん)大社でもある。859年(貞観1)正(しょう)五位下(げ)を奉叙された。本来は水の配分をつかさどる神であるが、のちミクマリをミコモリと訛(なま)り、子守明神と称されたように、子育ての神あるいは安産の神とする信仰が生じた。〔cf.『日本大百科全書』@JapanKnowledge"吉野水分神社(よしのみくまりじんじゃ)"〕

コメント:僅かですが遡ります

編集部:2017年4月21日付けで、『千種日記』(1683)の例をご紹介いただいていますが、2年さかのぼります。

著書・作品名:和州旧跡幽考

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1681年

著者・作者:林 宗甫撰

掲載ページなど:495ページ下段後ろから5行目(「続々群書類従 第八地理部」、1978)

発行元:図書刊行会