ふきょうわおん【不協和音】
読者カード 語釈 2025年06月23日 公開
| 用例: | モダン音楽のように、不協和音的な変化をする場合もあろう。 |
|---|---|
| 『映画『人類の歷史』』 1954年 中谷宇吉郎 | |
| 語釈: | 〔名〕不協和音程をふくむ和音。一部に違和感をのこし、不調和で不安定な感じを与える。近代音楽ではかえってその特性を生かす傾向がつよい。不調和な関係のたとえにもいう。←→協和音。 |
コメント:投稿例(1901)(1948)、第二版の用例(1909)(1959)がありますが、デジタル大辞泉「不協和音」の語釈は、「1 同時に響く二つ以上の音が、協和融合しない状態にある和音。⇔協和音。」と「2 不調和な関係のたとえ。」と二つあります。「1」にも単に音楽的な意味と、単に「不調和、不快な音」の意味があるように思うので、投稿例(1901)の音楽的と思える例以外の文章例として、とりあえず。文末に「昭和二十九年四月」、単行本あとがきに発表元として、「心 29年4月」とあります。
編集部:同じように比喩的な意味としては、2004年2月5日付けで、本来の音楽的な意味と、比喩的な意味とをブランチで分けたほうがわかりやすいですね。。
著書・作品名:映画『人類の歷史』
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1954年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:黒い月の世界 昭和三十三年七月五日発行 96ページ本文14行目
発行元:東京創元社
