日国友の会

わにうら【鰐浦】

読者カード 項目 2026年05月12日 公開

2024年02月26日 古書人さん投稿

用例:此所ニテ宗對馬守家臣古川伊右衞門ヘ逢三月七日對州鰐浦ヘ歸船六月十六日大坂ヘ歸國ス(巻之五)
『邊要分界図考』 1804年 近藤正齋
語釈:長崎県対馬市の地名。対馬の北端に位置する。北方海上に横に長い海栗(うに)島があり,風波を避け,古来朝鮮半島へ渡航する船の泊地として知られる。地名の由来は,古くは和珥津・鰐乃津と書き,「わにのつ」といったが,後に鰐浦となったといい,鰐は船・水師の意味で船の津をいうとある(津島紀事)。〔cf.『新版角川日本地名大辞典』@JapanKnowledge〕

コメント:遡ります

編集部:2010年6月28日付けで、岡村増太郎『新撰地誌 二』(1887)の例をご紹介いただいていますが、さらに、83年さかのぼります。

著書・作品名:邊要分界図考

媒体形式:

刊行年(月日):1804年

著者・作者:近藤正齋

掲載ページなど:79ページ上段3行目(「近藤正齋全集」(第一)、1905)

発行元:国書刊行会(明治38年版)