日国友の会

だいえいはくぶつかん【大英博物館】

読者カード 用例 2025年06月09日 公開

2024年02月23日 ubiAさん投稿

用例:とにかく日本の雪も大英博物館へはひれば、大いに世界的になつたわけである。
『自然の惠み―少國民のための新しい雪の話―』 1951年 中谷宇吉郎
語釈:イギリスのロンドンにある世界最大級の国立総合博物館。一七五三年設立、五九年に開館された。世界各地の古美術・考古資料や写本など多数を所蔵。特にロゼッタストーンやエジプトの考古資料、イギリス大憲章などは有名。貴重な古文書や古版本を収蔵する図書館は一九七二年に分離して、大英図書館となった。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1877)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。文末に「(昭和二十五年十一月稿、二十六年五月加筆)」とあり、中谷宇吉郎随筆選集第二巻(昭和四十一年八月二十日第一刷発行 昭和四十一年十一月二十日第三刷発行)428ページに「昭和二十六年五月」とあります。

編集部:2008年2月17日付けで、古書人さんに、久米邦武『米欧回覧実記』(1877)の例をご紹介いただいています。

著書・作品名:自然の惠み―少國民のための新しい雪の話―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:日本のこころ 昭和二十六年八月十五日 發行 198ページ本文1行目

発行元:文藝春秋新社