日国友の会

しんしゅう【信州】

読者カード 用例 2025年06月09日 公開

2024年02月23日 ubiAさん投稿

用例:信州の山がかつたところではひるも、観測が出来ると思ってよいであらう。
『自然の惠み―少國民のための新しい雪の話―』 1951年 中谷宇吉郎
語釈:信濃国(長野県)の異称。

コメント:第二版の用例(13C前)(室町)より新しいですが、近代の例がないので、とりあえず。文末に「(昭和二十五年十一月稿、二十六年五月加筆)」とあり、中谷宇吉郎随筆選集第二巻(昭和四十一年八月二十日第一刷発行 昭和四十一年十一月二十日第三刷発行)428ページに「昭和二十六年五月」とあります。

編集部:第2版では、『平家物語』と『黒本本節用集』の例が添えられています。

著書・作品名:自然の惠み―少國民のための新しい雪の話―

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:187ページ本文7行目〔日本のこころ、昭和二十六年八月十五日 發行〕

発行元:文藝春秋新社