日国友の会

かさぐも【笠雲・傘雲】

読者カード 用例 2025年06月05日 公開

2024年02月22日 ubiAさん投稿

用例:粉は山越の氣流に乘つて、かなり高くまで上り、傘雲の中の雲粒に種蒔きされる。
『雨を降らす話』 1950年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕高い山の頂をおおう笠状の雲。気流が山腹に沿って押し上げられて山を越すときに生じる。

コメント:第二版の用例(1803、笠雲)(1848、笠雲)より新しいですが、「傘雲」表記の例がないので。文末に「(昭和二十五年十一月)」とあり、中谷宇吉郎随筆選集第二巻(昭和四十一年八月二十日第一刷発行 昭和四十一年十一月二十日第三刷発行)428ページに「昭和二十五年十一月」とあります。

編集部:「傘雲」とも書く例として、また、近代例としても欲しいところです。

著書・作品名:雨を降らす話

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1950年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:173ページ本文7行目〔日本のこころ、昭和二十六年八月十五日 發行〕

発行元:文藝春秋新社