日国友の会

りったいかく【立体角】

読者カード 用例 2025年05月10日 公開

2024年02月02日 ubiAさん投稿

用例:立體角(solid angle)圓錐のようなものの頂點を通る一つの線(母線)で切り開いて平らにしたとき頂點の所の角。
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕数学で、錐(すい)の頂点における広がりを表わす量。錐の頂点を中心として半径1の球面を考えるとき、球面が錐で切り取られる部分の面積を、その錐面の作る立体角という。

コメント:第二版の用例(1888)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。項目名からの例です。

編集部:第2版では、山口鋭之助『物理学術語和英仏独対訳字書』(1888)の例が添えられています。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:73ページ左8行目〔科學用語辭典 アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂