日国友の会

はっきんこく【白金黒】

読者カード 用例 2025年05月10日 公開

2024年01月30日 ubiAさん投稿

用例:ラジオメーター〈略〉板の片側へ白金黑を塗つておく
『科學用語辭典』 1951年 矢島祐利 石田周三 編
語釈:〔名〕白金の黒色粉末。塩化白金酸などに蟻酸ナトリウムやホルマリンなどの還元剤を作用させて生じる。きわめて細かい粉末で、気体を吸着し、酸化・還元の触媒として用いられる。

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1904)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。

編集部:2004年9月20日付けで、古書人さんに、曲淵景章『亞氏化学 上編 無機之部』 (1904)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:科學用語辭典

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1951年

著者・作者:矢島祐利 石田周三 編

掲載ページなど:71ページ右33行目〔科學用語辭典 アテネ文庫153、昭和二六年五月二〇日 發行〕(国立国会図書館デジタルコレクション)

発行元:弘文堂