日国友の会

ぐんばいをあげる【軍配を上げる】

読者カード 用例 2023年12月06日 公開

2023年12月05日 ubiAさん投稿

用例:二人の力士が全く同時に倒れたと思っても、行司は必ずどちらかに軍配をあげなければならない。
『審判の論理』 1961年 坪井忠二
語釈:(行司が勝ち力士のがわに軍配団扇(うちわ)を上げて勝敗の判定を示すところから)審判官や第三者が試合や勝負、競争、論争などで勝利、または優勢の判定を下すこと。勝利の判定をする。

コメント:投稿例(1895)、第二版の用例(1949)よりも新しいですが、語釈にある「(行司が勝ち力士のがわに軍配団扇(うちわ)を上げて勝敗の判定を示すところから)」の例がないので。文末に「(一九六一年九月 日本経済新聞)」とあります。

編集部:第2版の、唐木順三『若き鴎外』(1949)の例も、2013年5月30日付けで、古書人さんに、ご紹介いただいている『文藝倶楽部』(第三編、1895.03.25)の例も、一般的な意味の用法の例ですね。

著書・作品名:審判の論理

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1961年

著者・作者:坪井忠二

掲載ページなど:109ページ9行目〔『随想全集 第八巻』、昭和四十四年六月五日発行〕

発行元:尚学図書