日国友の会

ばらか【薔薇科】

読者カード 用例 2025年02月23日 公開

2023年12月04日 ubiAさん投稿

用例:サクラはバラ科なのだそうで、サクラの図や記載は、バラ科のほかの仲間のといっしょになっている。
『分類ということ』 1963年 坪井忠二
語釈:〔名〕(1)双子葉植物の科名。約一〇〇属二千余種知られ、世界に広く分布する。草本、低木、または高木。普通、葉は互生し托葉がある。花序は総状または集散花序の変形したものが多く、花は、両性、放射相称。萼片は五で、瓦状。花弁は五枚。雄しべは多数あり、花弁の二~四倍数。子房は普通、離生心皮からなり上位、時に、合成心皮で下位、各室に二個の胚珠がある。果実は複合櫛果、石果または数個の石果から成る場合や梨状果などがあり、しばしば花托が果実の一部をなしている。この仲間は果実を食ベるもの(リンゴ・イチゴなど)ばかりでなく庭園に観賞用として植えられるもの(バラなど)など有用植物が多い。なお、この科は双子葉植物の中でも大きなものの一つで、シモツケ亜科・ナシ亜科・バラ亜科・ノイラド亜科・サクラ亜科・クリソバラナ亜科の六亜科に分けられるが、時には、それぞれ独立の科として扱う学者もある。いばら科。さんとう科。学名はRosaceae

コメント:第二版には用例が載っておらず、投稿例(1899)よりも新しいですが、一例しかないので、とりあえず。文末に「(一九六三年八月 「図書」)」とあります。

編集部:2007年5月25日付けで、古書人さんに、三好学編『普通植物学教科書』(1899)の例をご紹介いただいていますね。

著書・作品名:分類ということ

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1963年

著者・作者:坪井忠二

掲載ページなど:104ページ2行目〔随想全集 第八巻、昭和四十四年六月五日発行〕

発行元:尚学図書