日国友の会

きかす【利】

読者カード 用例 2026年04月03日 公開

2023年09月28日 古書人さん投稿

用例:硯のはこの。下の方によこざまにあるを。かけがみを引て。まきて大間の跡にをきて。大間を硯の所にをきて。左のあしをきかしてこれをくる。〔正月〕
『建武年中行事』 1334-38頃年 後醍醐天皇
語釈:【一】〔他サ下二〕「きかせる(利)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:「利かせる」の例としてご紹介いただいていますが、「利かし(て)」は下二段活用の連用形と考えられるので、「利かす」の例ということになります。第2版では、用例を添えることができませんでした。ちなみに、「利かせる」の語釈は「特性をはたらかせて、特に効果があるようにする。きくようにさせる。きかす。 「気をきかせる」「機転をきかせる」「幅をきかせる」」となています。

著書・作品名:建武年中行事

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1334-38頃年

著者・作者:後醍醐天皇

掲載ページなど:272ページ上段後ろから3行目(「群書類従 第五輯」(巻第八十五)、1899)

発行元:経済雑誌社