日国友の会

むこうじょうちゅう【無鉤条虫】

読者カード 用例 2023年08月30日 公開

2023年08月17日 まきすけさん投稿

用例:凡ソ世間無鉤條虫ノ主トシテ流行スル地方ニ在テハ大抵絶テ眼中ニ胞蟲ヲ見ルヿナキニ〔第九編・硝子体病類〕
『眼科必携(巻之七)』 1877年3月 阪井直常 訳
語釈:〔名〕ジョウチュウ科の扁形動物。体長三~一〇メートル。体節数は約一〇〇〇個に達する。頭は小さく球形で、四個の吸盤があり、これで宿主の消化管壁に吸着する。中間宿主は牛で、その肉を生で食べると人に寄生し、腹痛、悪心嘔吐(おうと)、下痢など消化管症状を示す。さなだむし。かぎなしさなだ。学名はTaeniarhynchus saginatus

コメント:有鉤条虫にたいしては「蒙兜條虫」と書かれている

編集部:2012年9月18日付けで、古書人さんに、飯島魁編『中等教育 動物学教育』(1889)の例をご紹介いただいていますが、12年さかのぼります。

著書・作品名:眼科必携(巻之七)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1877年3月

著者・作者:阪井直常 訳

掲載ページなど:30丁ウ後ろから1行目〔第二部巻之七〕 https://dl.ndl.go.jp/pid/836283/1/33

発行元:島村利助