日国友の会

ゆうこうじょうちゅう【有鉤条虫】

読者カード 用例 2023年08月26日 公開

2023年08月17日 まきすけさん投稿

用例:絛蟲ハ(中略)而シテ之ニ属スル者許多アリト雖就中有鈎絛蟲、無鈎絛蟲及ヒ裂頭絛蟲ハ常ニ多ク見ル所ナリトス〔巻十 消食器病篇上〕
『病理各論』 1880年6月 三宅秀
語釈:〔名〕ジョウチュウ科の、人体の小腸に寄生する大形の扁形動物。体はひも状で、全長一~三メートルぐらい。頭部は球形で、その先端に環状に並ぶ約三〇個の鉤(かぎ)のほか四個の吸盤をそなえる。中間宿主はブタやイノシシで、その肉を生で食べると人体に感染する。虫体の子宮には卵を産みだす穴がなく、体の一部が離れて宿主の体外に出る。頭部に鉤のない無鉤条虫に対していう。かぎさなだ。かぎさなだむし。学名は Taenia solium

コメント:東京大学医学部の教科書

編集部:2012年9月8日付けで、古書人さんに、飯島魁編『中等教育 動物学教科書』(1889)の例をご紹介いただいていますが、さらに、9年さかのぼります。

著書・作品名:病理各論

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1880年6月

著者・作者:三宅秀

掲載ページなど:618ページ8行目 (巻十 消食器病篇上 第五十八 絛蟲) https://dl.ndl.go.jp/pid/834106/1/317

発行元: