日国友の会

たいまい【玳瑁】

読者カード 用例 2026年03月19日 公開

2023年08月14日 古書人さん投稿

用例:〇瑇瑁(タイマイ)(Ch. imbricata, L.)ハ甲鱗ヲ覆瓦状ニ排列シ以テ最良ノ鼈甲ヲ製ス、〔四・爬虫類〕
『中等教育動物学教科書(第二)』 1889年 飯島 魁編
語釈:〔名〕(1)ウミガメ科のカメ。甲の長さは最大で八五センチメートルに達するがふつう四〇センチメートルくらい。甲の中央板は五枚、左右が各四枚で周囲に小板が並ぶ。各板は半透明で黄色の地に暗褐色の雲形紋があり、屋根瓦状に重なるが老成すると敷石状になる。四肢はひれ状で、口先は鉤状に曲がり、貝や魚などを食べる。熱帯・亜熱帯の海洋に分布し、黒潮にのって日本近海にもくる。砂地に産卵する。背甲は「鼈甲(べっこう)細工」の材料として珍重し、古来、装身具・美術工芸品に用いた。学名はEretmochelys imbricata

コメント:解釈1に和文例がないので

編集部:第2版では、『二十巻本和名類聚抄』(934頃)と『和漢三才図会』(1712)の例が添えられています。

著書・作品名:中等教育動物学教科書(第二)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1889年

著者・作者:飯島 魁編

掲載ページなど:279ページ6行目

発行元:敬業社