日国友の会

ふんし【粉糸】

読者カード 項目 2026年03月17日 公開

2023年08月07日 古書人さん投稿

用例:[三]雄蕊 Stamina ハ粉嚢 及ヒ之ヲ戴ク所ノ絲状部分即チ粉絲 Bilamentum ヨリ成ルヲ常トス、〔第一章〕
『薬用植物学講義』 1895年 下山順一郎
語釈:〔名〕「かし(花糸)」の古称。

コメント:ネットで調べると全く異なる意味のものが出てきます。この事例は別の解釈のものだと考えます

編集部:第2版では、この語形では陸行されませんでした。春雨のことを指すこともあるようですが、この文脈とラテン語の表記から上記のように考えられます。ちなみに、「花糸」の語釈は「植物の雄しべの一部で葯(やく)を支える柄。普通は糸のように細長い」となっています。

著書・作品名:薬用植物学講義

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1895年

著者・作者:下山順一郎

掲載ページなど:25ページ1行目(「前期医学科講義録」)

発行元:明治講医会