日国友の会

そうぞうし【寂寂】

読者カード 項目 2026年03月12日 公開

2023年07月28日 古書人さん投稿

用例:めくらの比巴こそさには候へ。あやまてつれつれげに。りうてむもなく。物さうざうしくひくべき也。
『夜鶴庭訓抄』 平安末年 藤原伊行
語釈:〔形シク〕 何となく物足りなく頼りないさま。あるべきものがなくて物足りない気持がするさま。「さびし」ほど情趣感は深くなく、興趣やにぎやかさ、はなやかさなどが欠けている不満を表す場合に用いる。「嘻囉 独坐して楽まざる㒵…佐久々々志(新撰字鏡)」の「さくさくし」の転と考えられ、もと「寂々」あるいは「索々」という漢語の形容詞化したものか。〔『角川古語大辞典』@JapanKnowledge〕

コメント:遡ります

編集部:第2版では、立項されませんでした。

著書・作品名:夜鶴庭訓抄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):平安末年

著者・作者:藤原伊行

掲載ページなど:211ページ上段後ろから4行目(「群書類従」(第十二輯)巻第347、1900)

発行元:経済雑誌社