日国友の会

かりぼく【花梨木】

読者カード 用例 2026年03月12日 公開

2023年07月27日 古書人さん投稿

用例:比巴ノ甲ニハ。シタン。クワリボク。クロミツ。コツキ。ユシホツメ。ミツノ木。アワスハウ。〈土佐國ヨリ出ク。〉ハラハシ。ホチノ木。〈甲斐國ヨリイデク。〉
『夜鶴庭訓抄』 平安末年 藤原伊行
語釈:〔名〕(「かりんぼく(花梨木)」の変化した語)「かりん(花梨)」に同じ。

コメント:遡ります

編集部:第2版では、『色葉字類抄』(1177-81)の例が早い例として添えられています。ちなみに、「花梨」の語釈は「マメ科シタン属の高木の材のうち紅色から淡紅褐色のものの総称。ミャンマー、タイに産するオオミカリンや、マレーシアのインドカリンが主な樹種で、材は美しく、密だが、唐木類のうちではやや柔軟で細工しやすいので、主に家具材や彫刻材に用いられる。かりんぼく。学名はPterocarpus indicus」となっています。

著書・作品名:夜鶴庭訓抄

媒体形式:単行本

刊行年(月日):平安末年

著者・作者:藤原伊行

掲載ページなど:206ページ上段後ろから2行目(「群書類従」(第十二輯)巻第347、1900)

発行元:経済雑誌社