ときのこえ【時の声】
読者カード 用例 2026年03月09日 公開
| 用例: | 大やう是を時の聲といふ也。叉十二時にとりて時の聲あるべし。六調子を六時にあつべけれど、しりたる事もなし。 |
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| 『夜鶴庭訓抄』 平安末年 藤原伊行 | |
| 語釈: | 「とき(時)の調子」に同じ。 |
コメント:和文例がないので
編集部:第2版では、『龍鳴抄』(1133)の例が添えられていますね。ちなみに、「時の調子」の語釈は「雅楽で、四季それぞれにふさわしい調子のこと。普通、春は双調、夏は黄鐘(おうしき)調、秋は平調、冬は盤渉(ばんしき)調、四季の土用は壱越(いちこつ)調と定められている。近年は必ずしも、時の調子は守られていない。また、能楽では、四季・月・日・時刻など、広く時に適合した調子という意味に拡大されて用いられる。時の音。時の声」となっています。
著書・作品名:夜鶴庭訓抄
媒体形式:単行本
刊行年(月日):平安末年
著者・作者:藤原伊行
掲載ページなど:202ページ上段5行目(「群書類従」(第十二輯)巻第347、1900)
発行元:経済雑誌社
