日国友の会

キナえん【—塩】

読者カード 用例 2026年02月21日 公開

2023年06月16日 古書人さん投稿

用例:吾人が瘧熱に苦むの時、是を解治せしむる者、唯機那圓(キナエン)Qinineある而巳(のみ)、〔科学 機那樹の培養〕
『太陽(第壹巻第四号)』 1895年4月5日 理科大學 市村 糖
語釈:〔名〕塩酸キニーネ、硫酸キニーネ等、キニーネを酸と化合させて製した白色針状の結晶体。解熱剤として用いる。

コメント:この事例と同じものなのかどうか

編集部:例文を見ると、quinine(キニーネ)をキナエンと聞き做して字を当てたとも考えられますね。つまり「機那圓」は当て字で、そこから、おそらく「キナ塩」の「塩」も当て字ということになり、白色針状の結晶体を「塩」と見立てた可能性はありますね。

著書・作品名:太陽(第壹巻第四号)

媒体形式:雑誌

刊行年(月日):1895年4月5日

著者・作者:理科大學 市村 糖

掲載ページなど:742ページ上段3行目

発行元:博文館