のばす【伸】
読者カード 用例 2026年02月17日 公開
| 用例: | 只拍子の時ふきすてゝ七拍子にてあるは。こにのぞみての事にてあるを。一説に。しなしつと覺ゆる時時は。のばすべきにや。 |
|---|---|
| 『雜秘別録』 1227年 藤原孝道 | |
| 語釈: | 〔他サ五(四)〕(6)時間的に広げる。期日、時刻を先送りにする。また、期間、時間を長びかせる。 |
コメント:解釈1の事例で遡ります
編集部:ここは明らかに拍子を伸ばすことですから、1の「空間的に広げる」ではなくて、上掲のように6の「時間的に広げる」方の例ということになりますが、それが期日、時刻を先送りにするや時間を長引かせる意味と重ねるとわかりにくくなるので、もう少し整理したいところです。ともあれ、このブランチの用例としては、『平家物語』(13C前)の例が早いのですが、さかのぼることになります。
著書・作品名:雜秘別録
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1227年
著者・作者:藤原孝道
掲載ページなど:186ページ上段後ろから7行目(「群書類従 第12輯」(巻346号)、1900)
発行元:経済雑誌社
