日国友の会

おちえん【落縁】

読者カード 用例 2026年02月17日 公開

2023年06月03日 古書人さん投稿

用例:ゑんよりおちたるをば。落縁とかきたり。文字はかはれども。すくはさやうにもあむめり。
『雜秘別録』 1227年 藤原孝道
語釈:〔名〕(1)一段低くなった縁側。普通は、ぬれ縁になる。

コメント:縁から落ちること。

編集部:これも掛け言葉で「落縁」という1の意味と、縁から落ちるという意味が重ね合わされているのでわかりにくいのですが、1の意味が基本にあってこそ成り立つので、1の例としておきます。第2版では、天正本狂言『鶏聟』(室町末-近世初)の例が早いのですが、さかのぼります。

著書・作品名:雜秘別録

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1227年

著者・作者:藤原孝道

掲載ページなど:180ページ上段後ろから8行目(「群書類従 第12輯」(巻346号)、1900)

発行元:経済雑誌社