日国友の会

うす【失】

読者カード 用例 2026年02月17日 公開

2023年06月03日 古書人さん投稿

用例:すぢなき事は。ものゝ説はうせずすがたはみなうすめり。
『雜秘別録(「群書類従 第12輯」(巻346号)より)』 1227年 藤原孝道
語釈:〔自サ下一〕[文]う・す〔自サ下二〕〔一〕存在していたものがなくなる。(1)事物や人がその場から見えなくなる。無い状態になる。ほろびる。消える。

コメント:遡ります

編集部:「薄める」の例としてご紹介いただきましたが、意味上、ここは「うす(失す)+めり(推量の助動詞)」と考えるのが自然かと思います。第2版では、古代から近代までの例がありますが、中世と近世の例がないので、その補いとして添えたいところです。

著書・作品名:雜秘別録(「群書類従 第12輯」(巻346号)より)

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1227年

著者・作者:藤原孝道

掲載ページなど:178ページ下段後ろから5行目(「群書類従 第12輯」(巻346号)、1900)

発行元:経済雑誌社