あじつけ【味付】
読者カード 用例 2024年06月09日 公開
| 用例: | それは肉でも野菜でも、ぜんぜん味付をしないで、そのまま天火でむしただけの料理である。英国には料理はただひとつしかない、それはローストビーフであると、よくいわれるが、あのローストビーフが、まさに英国料理の代表なのである。 |
|---|---|
| 『塩の風趣』 1952年 中谷宇吉郎 | |
| 語釈: | 〔名〕味をつけること。また、味をつけた食品。 |
コメント:第二版の用例(1924)より新しいですが、「あじつき」ではないと思うので、第二版の用例(1963)よりさかのぼります。初出「『オール読物』第七巻四号」(昭和二十七(一九五二)年四月一日発行)と「中谷宇吉郎集第七巻(岩波書店)後記」にあります。
編集部:ご紹介いただいた例は、文脈上、「あじつき」では意味が通らないので「あじつけ」と読まなければなりませんね。2010年1月5日付けで、古書人さんには、「味付パンの製法」という例をご紹介いただいていますが、「あじつき」とも読めるので微妙ですね。
著書・作品名:塩の風趣
媒体形式:単行本
刊行年(月日):1952年
著者・作者:中谷宇吉郎
掲載ページなど:171ページ本文19行目〔『黒い月の世界』、昭和三十三年七月五日発行〕
発行元:東京創元社
