日国友の会

つきせかい【月世界】

読者カード 用例 2024年06月08日 公開

2023年05月12日 ubiAさん投稿

用例:今にも月世界への旅行が出來さうに思ふ人がたくさんあらう。
『宇宙旅行の科學』 1953年 中谷宇吉郎
語釈:〔名〕(1)月という天体そのもの、また、その周辺の宇宙空間。げっせかい。

コメント:「月世界」は、「げっせかい」と「つきせかい」があり、読みが不明の場合音読みが基本とのことですが、語釈から「月世界1」と思うので、「つきせかい1」で。第二版には用例が載っていないので。初出「『文藝春秋』第三十一巻十一号」(昭和二十八(一九五三)年八月一日発行)と「中谷宇吉郎集第七巻(岩波書店)後記」にあります。

編集部:「げっせかい」の語釈は「月の世界。月界」とあり、どちらかといえば抽象的ですが、「つきせかい(1)」は月そのものを指していると思われるので、その例ということになりますね。なお、確例が欲しいところではあります。

著書・作品名:宇宙旅行の科學

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1953年

著者・作者:中谷宇吉郎

掲載ページなど:知られざるアメリカ 昭和三十年五月二十五日 初版 昭和三十年六月三十日 再版 92ページ本文13行目

発行元:文藝春秋新社