日国友の会

にせはた【偽旗】

読者カード 項目 2023年05月09日 公開

2023年05月08日 ぽんちさん投稿

用例:偖(さて)は分部奴(わけべめ)、偽旗(ニセハタ)を立て我を変心者と見せかけ、己れが謀叛を遂げやうとする、憎(にっ)くい分部が振舞(ふるまひ)
『豪傑橋口羽五郎』 1916年3月25日 福亭羽衣(口演)他
語釈:〔名〕にせの旗。自らのものとは違う旗。ぎき。

コメント:投稿例より遅い例ですが、少なくとも口語では「偽旗」を「にせはた」と読み、「偽旗を立てる」という言い回しもあったという例です。

編集部:2023年5月7日付けで、熊八郎さんに、『独英和三対字彙大全』(1886)の確例をご紹介いただいています。ほかに、『鎮西菊池軍記』(1886)と『豊臣秀吉(口演)』(1911)と口語系の資料からの確例もご紹介いただいています。

著書・作品名:豪傑橋口羽五郎

媒体形式:

刊行年(月日):1916年3月25日

著者・作者:福亭羽衣(口演)他

掲載ページなど:145ページ8行目

発行元:樋口隆文館