日国友の会

デボン

読者カード 語釈 2026年02月10日 公開

2023年05月07日 古書人さん投稿

用例:最古の有孔蟲を産する層は寒武利亞系で、此中には未だ甚だ少なく。次ぎの志留利亞・泥盆の兩系も同じく此の蟲に乏しく、石炭系に至って初めてその多數を見るに至った。〔原生動物〕
『古生物学綱要』 1920年 横山又次郎
語釈:「デボンき(—紀)まつたは「デボンけい(—系)」に同じ。

コメント:取り敢えず

編集部:用例中に、「志留利亞・泥盆の兩系」とあるので、「泥盆」は「デボン系」の略と考えられます。第2版では、言及されていませんね。ちなみに、「デボン紀」の語釈に〈(デボンはイギリスの州の名)地質時代の古生代の一区分。シルル紀と石炭紀の間の四番目の紀で、約四億一千万年前から三億六千年前までの約五千万年をいう。魚類と陸生植物が栄え、両生類が出現した〉とあり、「デボン系」の語釈は「デボン紀に堆積した地層群」となっています。

著書・作品名:古生物学綱要

媒体形式:単行本

刊行年(月日):1920年

著者・作者:横山又次郎

掲載ページなど:38ページ3行目

発行元:早稲田大学出版部