日国友の会

おめる

読者カード 用例 2026年02月07日 公開

2023年05月05日 古書人さん投稿

用例:二には袖緒にさはりて。そのこゑきゆる事有。如何。師こたへていはく。これらのあやまりかならずあり。叉をめてみゆる矢もあり。〔上・琵琶躰樣第二〕
『胡琴教録』 13C初年 著者不明
語釈:〔自ラ四〕前のものの斜め後方に少しずつ下がって並ぶ。また、衣服の襟や袖口などで、下の布地や裏地が少しのぞいて見えるようにずれて重なる。

コメント:遡ります

編集部:この場合の「をめる」は、右側にそれるという原義がわかるような語釈にしたいところです。第2版では、『建武年中行事』(1334-38頃)の例が添えられていますが、右に逸れるという意味では、さかのぼることになります。

著書・作品名:胡琴教録

媒体形式:単行本

刊行年(月日):13C初年

著者・作者:著者不明

掲載ページなど:94ページ上段後ろから7行目(「群書類従 第12輯」(巻344号)、1900)

発行元:経済雑誌社